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シティ・オブ・ゴッド (2010.09.01)
シティ・オブ・ゴッド









1960〜80年代のブラジル、リオ・デ・ジャネイロ。
“神の街”と呼ばれる郊外のスラム街では、少年・青年ギャング達が銃と暴力で街を仕切り、麻薬、強盗、銃撃戦、そして警察への賄賂が蔓延っていた。
写真家を志す『ブスカペ』は、ギャングの青年『リトル・ゼ』が幅をきかせるその町の現状を、写真に収めようとする。







実話に基づいたお話ということだけど、大抵こういう映画の場合、やたら暗かったり、グロかったり、フィクションということで淡々と進行していく気がするんだけど、この映画は違いますね。
カメラの手振れ感といい、テンポのいい編集や音楽といい、スピーディで躍動感のある感じが最高でした。スラム街の環境を体感できるかのような迫力だから、暴力もやけにリアルに感じられてくる。
しかも手振れのある映像って、たいてい臨場感や迫力を重視して、若干状況がつかみ辛かったり、見る側に集中力や体力を求める気がするんだけど、この映画の場合、臨場感のある手振れの映像でありながら、分かりやすさも捨ててないところが素晴らしい!
すごくイイ。






こういう状況の街に生まれ育ってきた子供達は、自然とギャングになることが頭にあるみたい。
よほど恵まれているか、強い意思を持っていないと、堅気の世界で成功できないというか。
「将来何になる?」という選択肢の中に“ギャング”があり、「今日は何しよう」という軽いノリの中に“銃で人を殺す”という選択肢が存在してる。


そんな感じで罪のない人や子供が銃で撃たれていく様は、信じられないという感覚にもなるんだけども、映画の登場人物たちは、これが日常だといわんばかりに撃ってるように感じる。
悲痛さだけじゃなく、常にリアルな日常さも感じさせるから、遠い異国の小さい子供が、なんだか日本のそこらへんにいる子供くらい身近に感じて、ここまで生々しく感じさせる映画なのかと思ってしまった。
大人の世界に影響されて、この映画のように子供達が殺しあってたら、それは地獄以外の何でもないな。






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