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ヒトラー 〜最期の12日間〜 (2010.11.20)
ヒトラー~最期の12日間~





1945年、第二次世界大戦の末期、ソ連の侵攻になすすべがなくなったアドルフ・ヒトラーとドイツ(第三帝国)の内情を描く。


この映画は、ヒトラーの秘書であった“トラウデル・ユンゲ”氏の証言が、映画に取り入れられてるみたいです。
この人は、ヒトラーの身近な秘書として内情に精通しており、それゆえに、この映画ではヒトラーの普段の温厚な場面も描かれてるんですね。
ヒトラーや幹部達が地下壕に追い込まれ、極限の状態で会議を行っている様子であったり、そこに集う人たちの心理的な状態であったり、家族の姿であったり、かなりリアルに当時の状況を再現してるみたいだね。
見るも無残に荒廃したベルリンの町の様子も、まさに地獄を思わせるわ・・。




ヒトラー役を演じた“ブルーノ・ガンツ”という人は本当にスゴいね・・;
演説などで見せたヒトラーのキチガイじみた迫力を、そのまま表現してるよ。




3時間近い映画なんだけど、最後に、この映画で描かれた実在した人物達のその後の説明が入り、そして最後の最後には、ユンゲ本人によるインタビューが入りますね。
この人の言葉は、この映画を見たことでより説得力のある言葉になっていたと思う。
彼女は戦時中、自分の行いは正しいんだと信じ込んでいたけど、戦後になってヒトラーという人物の非道さを知り、当時の何も知らなかった自分を悔いているわけです。
彼女と同じ年齢の女性が、自分がヒトラーの秘書になった同日に戦争で死んだと言う知らせを聞いた時、何も知らなかったことは、何の言い訳にもできないと感じたそうで。ちゃんと目を見開いて生きていれば、世の中の情勢や、善悪の判断は出来たはずなのだと。

最近見た『愛を読む人』で、ケイト・ウィンスレットが演じた女性も、何も知らずにユダヤ人の収容所に勤務したことで、ユダヤ人虐殺の一端を担うことになるわけだけど、そんな無知だった女性が裁判にかけられていることを可愛そうと思うのか、戦争犯罪人として切り捨てて裁くのか、原因を戦争のせいにするのか、なんだか考えさせられる。






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